北摂・阪神の情報紙シティライフで連載中の地ヂカラ通信。地域の力を掘り起こすべく、まちおこし仕掛け人の「想い」に焦点をあててレポートしていきます。 あと、それと関係ないことも書いていきます。ラーメンとか。
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2012年06月29日

つながりを大切に新しい価値の創造

つながりを大切に
こだわりとがんばりで新しい価値の創造を目指す



 昨年11月に行われた茨木ヴィンテージカーショーや茨木産商品等の魅力を発信する
「茨産プロジェクト」、「茨木おいもプロジェクト」など、産業を中心にまちの活性化に取り
組む茨木市の商工労政課。ここでは、市民や事業者の主体的な取り組み、活性化事
業に企画段階から入り込み、支援をしています。



左から茨木市の商工労政課 伊東尚美さん、和田雅史さん、
中小企業経営アドバイザーの志賀公治さん。茨木市の
活性化について熱く語ってくれました。


同課の和田さんに話を聞きました。
「起業する方や事業をされている方の応援は大切な仕事です。それに加えて、長い目
で見れば、まち自体に“力”をつけることが重要だと思うのです。産業の活性化やまちの
にぎわいづくりが進めば、居住人口や交流人口が増えます。そのため私たちは、市民
や事業者のみなさんの自発的な動きに注目し、事業化を後押ししているのです」。なる
ほど、まちの根本治療にも似た取り組みなんですね。



交流の場をつくる


 具体的には5つの重点施策を打ち出されていますが、この中で注目したいのが、
交流と連携の場である「プロジェクト創出会議」や「ビジネス交流サロン」です。活性
化事業を企画しても人のつながりがなければ難しいことも多いと思います。またアイ
ディアがあっても主になってできないこともあります。そういった場合は、プロジェクト
創出会議で提案し仲間を募れば、道が開けるかもしれません。公の立場である行政
が協力してくれればスムーズに企画も進みやすい。また、この交流から新たなつな
がりと企画が期待できます。この取り組みは本当に重要なことだと思います。同課
では今、「茨産プロジェクト」や「茨木おいもプロジェクト」にも関わっています。
この企画にも注目したいですね。もちろん民間の企画だけでなく、同課が主体に
なってさまざまな事業にも取り組んでいます。対処的に行う活性化事業だけでなく、
中長期的視点で民間を巻き込んで取り組むまちづくり。まちづくりに力強い味方です。



「茨産プロジェクト」打ち合わせの様子。茨木には特徴がない…、とは言わせない!この意気込み
で市民有志が集まり、名産品を発掘し発信してゆく企画です。地元民でも知らない魅力あるも
のってたくさんあるんですよね。



茨木産のさつまいもで作った焼酎。茨木市の産業活性化プロジェクト促進事業を活用して、
茨木商工会議所メイド・イン・茨木実行委員会が製造。本年度は試作品として作成し、大岩
観光農業組合よりさつまいも(べにあずま)500㎏を仕入れ、長崎県諫早市の㈱杵の川で
仕込み、予定では470本程度が完成。大岩の芋は非常に良質で、臭みの少ない上品な
味わいに仕上がるとのこと。来年が楽しみですね。


茨木市 産業環境部 商工労政課
茨木市駅前三丁目8番13号 茨木市役所本館7階
TEL 072-620-1620  


Posted by kosao at 10:17Comments(0)茨木市

2012年06月06日

昔ながらの家屋を活用したまちづくり②

前回の続きです。
③カフェ茨木湯
茨木市宮元町4-1 祝日定休
10時半~17時(ランチタイム 11時半~14時)
sunday 11時半~16時 
TEL072-631-1887



 下駄箱にガラス戸、ロッカーや湯船…と、創業50年の銭湯が、ほとんどそのまま残し
てできたcafe。はっきり言ってココは凄い!番台や男湯女湯の境になっていた壁はな
いものの、銭湯そのものでもお洒落なcafeとして成っています。ランチ850円、単品の
飲食メニューも豊富。湯船を囲んだ夜のライブも幻想的な雰囲気になるそうです。銭
湯がcafé、この発想に感服です。



煙突もそのまま、銭湯をいつでも再開できそうですね。


④caf e 遊夢
茨木市元町6-37 水曜定休
平日9時~18時 土・日・祝10時~18時
TEL072-624-1301



 100年以上前の民家を2年前に改修。「正直、手をつけるべきかどうか不安になるぐ
らい傷んでいたんです」と店主の和泉さん。改修時に次々と問題が出て当初の予算
を大幅にオーバー。「中庭も改修途中ではじめて輪郭がわかるぐらい草がボーボーで」
と当時の苦労を振り返り話してくれました。しかしその甲斐あって、このお店の雰囲気、
空間、相当値打ちがあるんじゃないんでしょうか。一見の価値ありです。



手づくりケーキも旨い!!



2階は貸し切りも受け付けている。小さなお茶会などの集まりにぴったりです。




いやー、確かに古き良きもの感じさせていただきました。
しかし、あえてレトロな雰囲気をつくっているところと、自然に古くなっているもの
が見事に共存していますね。
ただ古くなっているところまでお洒落に見えてくるんですから、面白いですね!

  


Posted by kosao at 13:40Comments(0)茨木市

2012年06月05日

昔ながらの家屋を活用したまちづくり①

茨木城下町で見つけた

昔ながらの家屋を活用したまちづくり

「茨木の中心市街地には古い建物が多く、それを活用したお店が多いんです」。
茨木商工会議所の笹井さんは「商店街の魅力」として紹介してくれました。長い歴史と共に
積み重ねていく独特の味みたいなものがきっとそこにあるのでしょう!
今回、その魅力を探るべく突撃取材に行ってきました!





「茨木銀座 中央商店街」入口から昔ながらの趣を感じさせてくれます。


茨木商工会議所 笹井直木さん
「茨木マイスターズ」や「まちのにぎわいづくり連絡会議」などに携わり、茨木市の
活性化に一生懸命に取り組む人です。今回の企画の発案者で、取材にも同行
していただきました。


①玉屋月心庵
茨木市元町6-34
火曜定休 10時~18時半
TEL072-622-2666

 結納や引き出物、和の小物などが多く揃う同店。


しかし、店内の奥に進むとそこは古都風の隠れ家的なカフェ。「建物自体は80年
以上前になるのですが、8年前に蔵だったスペースを活用できないかと考え、
カフェにしました。いい雰囲気でしょ」と店主の辻さん。





 蔵の和の雰囲気を活かし重厚感のある家具やおしゃれな雑貨、レトロな雰囲
気が心地よく、何かタイムスリップしたかのようなスペースです。この喫茶では
ぜんざいや抹茶、珈琲などこだわりのメニューがあります。夜はジャズなどの
LIVEを行ない、2Fではシャンソン、フラダンスなどさまざまなカルチャー教室を
展開、毎週木曜日には占いイベント実施中です。まさか蔵がこんな空間になる
とは、きっと80年前は誰も想像つかなかったんじゃないですか?まあ当り前か。





②福原商店
茨木市元町6-35
火曜定休 10時~18時
TEL072-622-6818


玉屋月心庵さんの隣にあるたこ焼き屋さん。もう外観から「ええ感じ」です。
昭和の映画のセットにそのまま使えそうな懐かしい雰囲気です。「回転焼きから
創業し80年です、戦時中は団子や餅つきをやっていたそうです」と4代目の
福原さん。昔の趣そのままに、でも清潔感ある店内。人気の「たこ焼き」10コ
240円、ビール1本300円、このセットは個人的に大好きです!



ドリンクメ ニ ュ ーも豊富で、夏はカキ氷もあります。
イートインしたくなるお店です。

J:COMのコミュニティチャンネル「北摂シティライフ」でも放送中!!
詳しくは下記URLより
http://cltv.citylife-new.com/



昔ながらの家屋を活用したまちづくり②
(明日)に続きます。  


Posted by kosao at 08:00Comments(2)茨木市

2011年12月07日

大徳屋の苺大福

大徳屋の苺大福

 プーさんの満腹日記」の人気ブロガー、プーさんにいただいたもの第2弾です。

これは超オススメと言われいただいた苺の大福。






うーん、美しい羽二重餅。

いただきます!


ウルトラメチャ旨い!!

これもプーさん風ですみません。

確かに、これはかなり美味しいです!

断面図です。




 大きな苺も小豆、生クリームも入っています。
餅の食感、ほどよい上品な甘さ。
これは高級感あるお菓子です。

1個220円 コスパいいですね。




いやー、知らなかったなー。
かなりオススメです。

プーさん、ありがとうございました!

御菓子司 大徳屋
茨木市上穂積1-4-16
072-623-3581
営/9時半~18時半
休/毎週木曜日

  


Posted by kosao at 09:11Comments(2)茨木市

2011年12月03日

まだま村

まだま村の縄文ランチ

 J:COMさんとのコラボ番組、「北摂シティライフ」
次回のスタジオ候補になっている「まだま村」に行ってきました。

 ここはシティライフでも何回か取材させていただいたこともあるのですが、
私自身は初めて訪れます。



 1988年にこの村の取り組みを始めた立花さん。
「かつて日本の家は土や木など身の回りで手に入る素材に知恵を施し、家を建てた」という。
この村のシンボル「竪穴式住居」もそんな日本の住居の原点を再現したもの。
土間部分を深く掘り下げ、滋賀県湖西の20軒分の古材で骨組みし、屋根は藁葺きです。







「まだま」とは魂を磨くという意味の立花さんの造語。
魂を磨き、ここで美しい日本の心を感じ取ってほしいといいます。

内部に入った瞬間、心の安らぎを感じますね~。
「やっぱり日本人やな」と思いました。

ちょうどお昼時でしたので「縄文ランチ」(1,500円)を注文しました。



野菜が美味しい!滋味深いっす!

茨木産の野菜を多く使い、塩、味噌などの調味料まで手づくりの料理。
一品一品、丁寧に作られているのがよくわかります。
どれもやさしい味で久しぶりにほっこりした気持ちになりました。

食後のコーヒー

甜菜糖もいいですな。

雰囲気もいいし、食事もヘルシーでやさしい味。
本当に魂が磨かれるような、そんな気持ちになれる場所でした。

ちなみに他のメニュー





まだま村
http://www.madamamura.com/
茨木市千提寺428
営/11時~17時
休/月・火曜日(祝日の場合は翌日)
072-649-3800

  


Posted by kosao at 16:48Comments(0)茨木市

2011年04月08日

寺子屋「茨木童子」

茨木童子
全国初!商店街で「寺子屋」
塾でも学童保育でもない新しい学びのスタイル


 「商店街の活性化と地域の子育て支援」、この2つを両立させた商店会寺子屋「茨木童子」に注目です。
この施設が目指すところは「地元商店が小学生とその保護者を応援する」こと。
地元商店会が強力にバックアップし、小学校1年生から6年生の子どもたちを
月曜~金曜日の15時~21時まで預かり、学校の勉強を教えたりipadを活用した
世の中学習などを実施しています。 



 勉強については大手塾が、先生の派遣や教材の無償提供で全面的に協力しているほか、
「商店街は、実は各分野のプロフェッショナルの集まり。地元にもこんな素晴らしい企業が
あるんだと気づいてもらえれば」と田峰さん、商店主を講師にした講座も開催しています。
企業はすべてボランティアで協力していますが、これも地域とつながり地域に貢献したいという
強い思いがあるからです。礼儀作法も厳しく教えているとのことで、一人っ子が多い昨今、
兄弟付き合いや集団生活を学べる貴重な場にもなっていると感じました。



取材協力
田 峰 泰 久さん
地元茨木で卸問屋を営む会社、タミネ株式会社の代表取締役。
いろんな企画、アイデアでさまざまなまちづくりに熱心に取り組んでいます。
寺子屋には仕事後、17時以降にほぼ毎日通っているそうです。
もちろん田峰さんもボランティア。頭が下がるおもいです。

地域における商店街の新たな役割

 田峰さんは「商店街の空き店舗をどうにか活用できないものかと悩み、
働くママたちの声をたくさん聞くうちに、塾でも学童保育でもない茨木童子のような
施設が求められていると確信した」そうです。運営の主体は地元の商店88店舗が設立した
「JR茨木東3商店会」。茨木駅前本通商店会、JR駅前商店会、中条まちづくり商店会の
3つの商店会が横断的に加盟していることも画期的です。「僕は生まれも育ちもこの商店街ですが、
茨木童子を立ち上げるまで他の商店街の人たちと交流はなかった。
今後は商店街同士の連携も深めていきたいですね」。

 施設を一度利用した人はほとんどが引き続き利用しているそうで、
これは事業の確かな効果を物語っています。「商店街は買い物をするだけの場所ではない」、
地域における商店街の新たな存在価値と役割を見出せたような、また他の地域にとっても
格好のモデルになるだろうと感じた取材でした。

取材:尾浴芳久
文:大山 哲


利用料金は基本1時間500円。500円券11枚つづり(5000円)や月謝(週1回2時間利用で月額3000円・週2回2時間利用で6000円、フリープラン24000円)制の他、希望に応じて個別プランも作成しています。

■イベント■
寺子屋 ワクワク講座
4月23日(土)14時~15時
日本民謡朝鳳会(にほんみんようちょうほうかい)の
田邉先生「三味線と民謡講座(仮称)」
5月14日(土)14時~15時
あほやの店主さんによる、
「おいしいたこ焼きの作り方(仮称)」


NOTE
茨木童子
茨木市駅前四丁目2-29TEL:072-601-4023
Email:terakoya-douji@wakuwaku.zaq.jp
http://www.ibaraki-cci.or.jp/terakoya-douji/
 


  


Posted by kosao at 10:17Comments(0)茨木市

2011年03月11日

木を蘇らせる 間伐材を生かした家具

地酒のにしじま 西島直邦さんの木工品



 西島さんといえば、稀少な銘柄の地酒やワイン、焼酎が購入できる、人気の老舗酒屋さん。
その社長の西島さんが趣味で始めた木工がおもしろいと聞き、取材に行ってきました。
1階店舗の2階に曲がった木や大きな平らな木を使ったテーブルや、椅子、照明など、
どれも同じものがない、何ともいえない味のあるものばかりが展示されていました。 
釘を使わない接木で、座り心地や、テーブルの高さなどを考えたものから、作る過程で
使わなくなった木材をアクセサリーや写真立てに使うなど、そのどれをみてもすべてプロ級の
腕前じゃないですか!?





大病を患い
生き方が変わった


 西島さんは元々木工品をつくることが好きで、時間があれば里山に行き、間伐材を探しては
木工品を作っています。ただの趣味だけにとどまらず、知り合いのお店の看板や案内板、
棚や椅子も好意で作ってあげているようです。この間伐材を利用した木工品を作りはじめ
たきっかけは、12年前に胃がんになり、胃を摘出する大病を患ったことから。
その時に西島さんは、生き方を考えるようになったそうです。「厳しい冬も生き続け、
春になれば力強く芽吹く植物をみて勇気をもらったんです。人間と同じように木の息づかいも感じ、
木も生きているんやなぁ、って本当に実感できたんです。しかも100年以上生きている木。
いわば人生の大先輩にあたる木がたくさんある。今は尊敬の念を込めて木と向き合っているんです」。




尊敬の念を込めて
木の声を聞き、共生する


 里山に行き、何も使われないまま放置されている木をみて「何と申し訳ない、かわいそうな木だ」と
感じるそうです。その木を持って帰り、その木が語りかけてくるまでは作らない。「木がこう作ってほしいって
語りかけてくるんです。そうでなければ作ってもその木が喜ばない」。
そう言われると確かに、木が喜んでいるように見えました。例えば曲がって伸びた木をお洒落なハンガー掛けや
帽子掛けになっていたり、照明やアクセサリーになっているのをみると、本当に喜んでいるようです。

木が活かされているということなのか私にはわかりませんが、西島さんのお話を聞き、
喜んでいる木をみて感動すら覚えました。

間伐材を活かし環境にも配慮、という視点だけではなく、木などの自然側からの目線からで考えみると、
「間伐材を活かす」という言葉に、より一層の深みを感じた取材でした。



キッズフェスタにも出展していただくことになりましたので、
そこでも作品を見ることができます。
キッズフェスタはこちら



DATA
地酒のにしじま
西島直邦さん
茨木市新和町4-11
072-633-3500
  


Posted by kosao at 10:00Comments(0)茨木市

2011年02月09日

茨木マイスターズ

茨木のにぎわいづくりに取り組む
若き匠たち




 木商工会議所が主宰する「茨木マイスターズ」。若手の個店商業者を中心に立ち上げられ、
それぞれがものづくりの技やサービスを競いながら、地元茨木を盛り上げるべく力を結束しています。
正式名称は、「ガンバる若手経営者育成会」。現在は21名の商業者が参加し、「ガンバる市」などの
イベントを定期開催しています。「商工会議所が中心となって盛り上げている集まりではなく、
個店商業者の方が積極的な姿勢で参加されています」と、笹井さんと鳥山さん。にぎわい亭での
販売イベントなどの出店内容をブラッシュアップさせたり、コラボ商品を企画したり、マーケティングの
専門家を招き勉強会を開いたりと「お客様に喜んでいただけるお店づくり」に取り組み、
意見交換を行なわれているようです。
 

にぎわい亭での出店イベント。意見交換会からブラッシュアップした商品や出店内容を実践する場であり、
地元の方にしっていただくキッカケにもなっている。


 々は箕面商工会議所主宰の「箕面マイスターズ」がお手本になったそうですが、実はかつてこの茨木は、
鍛冶・荷車といったさまざまな匠(マイスター)の技が生まれた土地。歴史に培われたその魂は、
元気なまちづくりに取り組む現代のマイスターたちに脈々と受け継がれているようです。
ネーミングもバッチリ当てはまっていますね。


左から茨木にぎわい亭の主、軒原浩さん。茨木商工会議所の笹井直木さん、鳥山悟さん。
地域を盛り上げるべく、熱い想いで取り組んでいます。


DATA

茨木マイスターズ事務局
茨木商工会議所内
茨木市上中条1-9-20
電話:072-622-6631 FAX:072-622-6632 
E-mail:tmo@kaigisho.com
http://www.kaigisho.com/tmo/meisters.html
  


Posted by kosao at 11:43Comments(0)茨木市

2010年12月22日

豆腐チーズスフレケーキ


出会いから生まれた
茨木ならではの地域ブランド商品

 茨木マイスターズの集まりで出会った田中智之さんから、
伏見屋さんとのコラボケーキが完成したとの連絡があり、
さっそく取材にうかがいました。
田中さんは、和菓子の製造販売を営む「茨木旬菓庵 蔦屋」の2代目菓子職人。
早速食べてみました。



口に入れた瞬間、豆乳のほのかな香りと
ふわふわした食感!


商品名は「豆乳チーズスフレケーキ」。
甘さもほどよく、何といってもヘルシー。
これはヒットするんじゃないですか!

断面

サイズは直径約12mm。4人分ぐらいあります。(550円)

 この豆乳チーズスフレケーキが誕生するきっかけは、「茨木まちづくり会議」での田中さんと
伏見屋さんとの出会いから。こんにゃく・豆腐の老舗メーカー伏見屋のCEOである上田さんが、
蔦屋のチーズスフレの味に惚れ込み、自社の豆乳で作れないかと持ちかけたのが始まりだそ
うです。「伏見屋さんの豆乳は新鮮で濃厚。それゆえ重量が重く、スフレのふわっと感を出す
のがむずかしかった」と田中さん。また、でき上がりの白さにこだわり、卵黄まで白い卵を使用
するなど、試行錯誤を重ねようやく自信作ができあがったと語ってくれました。


左)茨木旬菓庵 蔦屋 田中 智之さん
和菓子だけでなく洋菓子の修行も積み、いろいろなお菓子を作り、開発する研究熱心な人です。

右)伏見屋 丸山昇成さん
本紙でもおなじみの同店。豆腐の味はもちろん。お豆腐チーズケーキや手作り湯葉などの商品も人気。



 現在は、1日30個の限定販売。「生産数をどうやって増やすかが今後の課題」だそうです。
地元事業者がタッグを組んで生まれた地域ブランド商品。
この想いのこもったかわいいスフレ、美味しかった!

豆乳チーズスフレケーキ 550円
両店で購入可能

●茨木市旬菓庵 蔦屋
茨木市耳原2丁目6-1
TEL072-641-1711
茨木市見付山1丁目6-15
TEL072-621-6701
※1月1日~3日 9時半~16時 
  1月4日~6日休み 1月7日より平常営業



●なごみのおとうふ伏見屋本店
0120-102-840
茨木市田中町2-16 営/9時半~18時 P有
1月1日~3日休み
http://www.fushimiya.co.jp/


  


Posted by kosao at 22:39Comments(0)茨木市