北摂・阪神の情報紙シティライフで連載中の地ヂカラ通信。地域の力を掘り起こすべく、まちおこし仕掛け人の「想い」に焦点をあててレポートしていきます。 あと、それと関係ないことも書いていきます。ラーメンとか。
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2011年03月11日

木を蘇らせる 間伐材を生かした家具

地酒のにしじま 西島直邦さんの木工品



 西島さんといえば、稀少な銘柄の地酒やワイン、焼酎が購入できる、人気の老舗酒屋さん。
その社長の西島さんが趣味で始めた木工がおもしろいと聞き、取材に行ってきました。
1階店舗の2階に曲がった木や大きな平らな木を使ったテーブルや、椅子、照明など、
どれも同じものがない、何ともいえない味のあるものばかりが展示されていました。 
釘を使わない接木で、座り心地や、テーブルの高さなどを考えたものから、作る過程で
使わなくなった木材をアクセサリーや写真立てに使うなど、そのどれをみてもすべてプロ級の
腕前じゃないですか!?





大病を患い
生き方が変わった


 西島さんは元々木工品をつくることが好きで、時間があれば里山に行き、間伐材を探しては
木工品を作っています。ただの趣味だけにとどまらず、知り合いのお店の看板や案内板、
棚や椅子も好意で作ってあげているようです。この間伐材を利用した木工品を作りはじめ
たきっかけは、12年前に胃がんになり、胃を摘出する大病を患ったことから。
その時に西島さんは、生き方を考えるようになったそうです。「厳しい冬も生き続け、
春になれば力強く芽吹く植物をみて勇気をもらったんです。人間と同じように木の息づかいも感じ、
木も生きているんやなぁ、って本当に実感できたんです。しかも100年以上生きている木。
いわば人生の大先輩にあたる木がたくさんある。今は尊敬の念を込めて木と向き合っているんです」。




尊敬の念を込めて
木の声を聞き、共生する


 里山に行き、何も使われないまま放置されている木をみて「何と申し訳ない、かわいそうな木だ」と
感じるそうです。その木を持って帰り、その木が語りかけてくるまでは作らない。「木がこう作ってほしいって
語りかけてくるんです。そうでなければ作ってもその木が喜ばない」。
そう言われると確かに、木が喜んでいるように見えました。例えば曲がって伸びた木をお洒落なハンガー掛けや
帽子掛けになっていたり、照明やアクセサリーになっているのをみると、本当に喜んでいるようです。

木が活かされているということなのか私にはわかりませんが、西島さんのお話を聞き、
喜んでいる木をみて感動すら覚えました。

間伐材を活かし環境にも配慮、という視点だけではなく、木などの自然側からの目線からで考えみると、
「間伐材を活かす」という言葉に、より一層の深みを感じた取材でした。



キッズフェスタにも出展していただくことになりましたので、
そこでも作品を見ることができます。
キッズフェスタはこちら



DATA
地酒のにしじま
西島直邦さん
茨木市新和町4-11
072-633-3500



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