2012年06月04日
空港のあるまち 豊中市
大阪国際空港を活かした
豊中市のまちづくり

企業は交通の利便性や、商品の発送、食品の卸など、空港が近くにあるメリット
を考え、豊中市に事業所を置く人が多いそうです。しかし、市民や商店は旅行に便
利ということ以外は有効資源として捉えていない、ということが実施したアンケート
結果でわかったそうです。
豊中商工会議所は地元商店と市民に、空港のメリットを感じてもらい「より住み良
いまち」への取り組みを担っています。「イベントではなく、地域の日々の生活に根
ざしたい」と同所事務局長の東さん。空輸を活かし新鮮な食材を家庭や商店に届け、
食にこだわるまちとしブランディングしていきたいと語ってくれました。その取り組み
の第一号として、島根県隠岐の島と蛍池の鮮魚店「魚浅」の協力のもとそれが実
現しました。

空港資源を活かし「食にこだわるまち」へ意欲をみせる豊中商工会議所の
東 能久さん(右)と、下垣 和也さん(左)。
豊中商工会議所、漁と商を連携

東さんに連れて行っていただいたこの魚浅さん。取材の主旨から外れるので
すが、非常にオモロイ魚屋さんでした。ここはプロの料理人が店主の目利きにか
なった魚を求めて買いに来るほどの人気店。店主の宮原さんは毎朝市場へ行き、
新鮮で旨い魚を仕入れます。網漁ではなく、一本釣りで揚げた魚のみにこだわり、
刺身は当日のみで希望すればその場で魚をさばいてくれる。「もし煮物や焼き魚
の希望があれば、調理することもしますよ。まあ昔の魚屋さんはそうしてたんやけ
どね」。最近魚を食べない人が多くなったことについては「美味しい魚を食べてい
ないからかもしれません。本当に新鮮で美味しい魚を食べれば子どもも魚が好き
になると思うけどな」と、なるほどです。魚浅さんの鰻の蒲焼きをいただき、さらに
納得です!旨かった~。

本題に戻りますが、隠岐の島で朝獲れた魚介が空輸で夕方までにはこの店に届
く、このメリットを活かし、サザエやアワビ、岩ガキなどを仕入れています。「さすが
隠岐の島」と宮原さんも太鼓判の魚介が「超新鮮な状態」で店頭に並ぶ。

隠岐の島から届いた大きな岩ガキ、アワビ、サザエ。生きた状態で届くためニョロニョロと
動いています。
「まずは美味しい魚をたくさん食べて欲しいんです。日本の食文化、水産業、
食育と重要なことが連動しています」と東さん。全国の食材が新鮮な状態で豊中
市に入ってくる。このメリットを活かしたまちづくりは、これからも広がりを見せて
くれるはずです。


昭和49年創業、「魚浅」2代目店主の宮原さんご夫婦。「本当の美味しい海の幸を味わってほしい
から」とさばき方から調理方法も教えてくれる。旨い魚介も見極める目はホテルや飲食店からも仕
入れに来るほど信頼がある。
鮮魚「魚浅」(ウオアサ)
豊中市螢池中町3丁目2-1-106
ルシオーレ北館
TEL06-6852-5773
豊中市のまちづくり

企業は交通の利便性や、商品の発送、食品の卸など、空港が近くにあるメリット
を考え、豊中市に事業所を置く人が多いそうです。しかし、市民や商店は旅行に便
利ということ以外は有効資源として捉えていない、ということが実施したアンケート
結果でわかったそうです。
豊中商工会議所は地元商店と市民に、空港のメリットを感じてもらい「より住み良
いまち」への取り組みを担っています。「イベントではなく、地域の日々の生活に根
ざしたい」と同所事務局長の東さん。空輸を活かし新鮮な食材を家庭や商店に届け、
食にこだわるまちとしブランディングしていきたいと語ってくれました。その取り組み
の第一号として、島根県隠岐の島と蛍池の鮮魚店「魚浅」の協力のもとそれが実
現しました。

空港資源を活かし「食にこだわるまち」へ意欲をみせる豊中商工会議所の
東 能久さん(右)と、下垣 和也さん(左)。
豊中商工会議所、漁と商を連携

東さんに連れて行っていただいたこの魚浅さん。取材の主旨から外れるので
すが、非常にオモロイ魚屋さんでした。ここはプロの料理人が店主の目利きにか
なった魚を求めて買いに来るほどの人気店。店主の宮原さんは毎朝市場へ行き、
新鮮で旨い魚を仕入れます。網漁ではなく、一本釣りで揚げた魚のみにこだわり、
刺身は当日のみで希望すればその場で魚をさばいてくれる。「もし煮物や焼き魚
の希望があれば、調理することもしますよ。まあ昔の魚屋さんはそうしてたんやけ
どね」。最近魚を食べない人が多くなったことについては「美味しい魚を食べてい
ないからかもしれません。本当に新鮮で美味しい魚を食べれば子どもも魚が好き
になると思うけどな」と、なるほどです。魚浅さんの鰻の蒲焼きをいただき、さらに
納得です!旨かった~。

本題に戻りますが、隠岐の島で朝獲れた魚介が空輸で夕方までにはこの店に届
く、このメリットを活かし、サザエやアワビ、岩ガキなどを仕入れています。「さすが
隠岐の島」と宮原さんも太鼓判の魚介が「超新鮮な状態」で店頭に並ぶ。

隠岐の島から届いた大きな岩ガキ、アワビ、サザエ。生きた状態で届くためニョロニョロと
動いています。
「まずは美味しい魚をたくさん食べて欲しいんです。日本の食文化、水産業、
食育と重要なことが連動しています」と東さん。全国の食材が新鮮な状態で豊中
市に入ってくる。このメリットを活かしたまちづくりは、これからも広がりを見せて
くれるはずです。


昭和49年創業、「魚浅」2代目店主の宮原さんご夫婦。「本当の美味しい海の幸を味わってほしい
から」とさばき方から調理方法も教えてくれる。旨い魚介も見極める目はホテルや飲食店からも仕
入れに来るほど信頼がある。
鮮魚「魚浅」(ウオアサ)
豊中市螢池中町3丁目2-1-106
ルシオーレ北館
TEL06-6852-5773
Posted by kosao at 13:58│Comments(0)
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